1chip MSX 別品でコンパイル出来た
config ROMを増やさなくても、普通にコンパイルできるようです、
-- 2020-06-11th追記
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1chip MSXのRTLは別品に横展できないと思ってましたが、
ちょっとひらめいてやってみたら、コンパイルは出来た
- 問題点
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o 1chipMSXは、コンフィグROMの後ろ半分を、SDカード
o その読み出し部品は、ハードウエアIP(マクロ)として供給され
o 新しいデバイス、新しいコンパイラでは、そのIPをサポートして
o 回避として供給されている方法が、相等複雑で、接ぎ木が難しい。
o これが《問題の IP》ダっ!
- 解決方法
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o もう一個、同じ内容の外付けROMを持つ。
o 内部配線を、外pinに出す
o 引き出した外pinを、追加したROMに配線
- 思いついてみれば、なんで10年もこれに気が付かなかったのかと
-- 海外の1chip MSX コピー基板も、ソースと同じ部品を使ってるんで
出来ないのを傍証してると思いこんでました。
いまさら入手性の低い、ツールもサポートをやめてる、古い部品を
- その他の問題
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- 他にも、文法上の問題で、コンパイルできないとこが
以下のサイトの情報で対策
## USB Blaster もどきの動作確認を兼ねた1chipMSXの修正内容
http://www.nazo-fjt.com/elehobby/kousaku/ubmodoki/compile.htm
- PLL
cycloneと今のデバイスのaltpllでは、pin名がことなります。ナリに振り直してください。
- I/O電圧耐圧
CYCLONE 1では直つなぎ出来ますが、ほかのデバイスでは、変換が必要です。
(2020-05-15fr追記)
- 置き換えられそうなデバイス
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1chip MSXは ほとんどpure HDL(VHDLの)で書かれているため、ALTERAでなく、xilinx,Microsemi,Latticeでも置き換えが可能そうです。
LE数(≒FF数)が11,500個必要なので、そのへんが目安になります。
マウザーで5,000円弱のデバイスで行けそうですが、問題はpin数 176本必要なので、
最近のデバイスではBGA必須かな?もっと探せばわかりませんが、このくらいで。
今回は、実験的に10M16DCU324C8Gでやりました。
- 公開
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これ、全部がapache/BSDでライセンスされてれば、どっかにまとめてupするんですが、
ライセンスがわからないところがあって躊躇してます。
でも、修正箇所は全部で10行くらいだし、辻さんが書いたあたりは全部apacheなんで、BIOS以外はなんとかできそうな気がします。
だれかやっつけてよ。