CDのサンプリングレートがなぜ44.1kHzになったか?
CDのサンプリングレートがなぜ44.1kHzになったか?
ja.wikipediaも他のサイトも、納得のいかない説明をしてて、気になった。
■この説明のなにがおかしいのか?
44.1kHz=水平同期周波数15.75kHzの 3×(14/15)倍
と説明してますが、
水平周波数は、15.75Hzではなく、ピタリ15.75 × 1000 / 1001kHzで
辻褄があわないんですよ。
厳密に分数で表せないクロック系は、マスタークロックを1つにできないため
めくれ/継ぎ目が生じます。こんなの提案するわけがない。
提案するなら、44,100/1.001 = 44.056 kHzでしょう。
困ったときは、英語版ということで、英語版のwikipediaを見ると
44,100 Hz - Wikipedia, the free encyclopedia
ソニーはNTSCベースの44,100/1.001 = 44.056 kHzを押してたけど、
philipsのPALベースの44,100kHzに負けちゃったってことなのね。
これなら辻褄が合います。納得。
みんな政争の話は書きたくないのかな?規格はこっちが本質なんだけど...
規格は政治ですから。
でも、なぜphilipsに負けたかまでは書いてないのね。