散歩師・漫画居士のくだらなクラブ日記

ども、散歩師・漫画居士っす。散歩したり実働模型作ったりが趣味なんで、その時に思いついたこととか書くッス

■■■ ED0-NanoにNTSCエンコーダを移植 (途中

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■■■ ED0-NanoにNTSCエンコーダを移植 (途中
5+3H

terasic社のED0-Nanoに、こないだ作った外付けDACなしNTSCエンコーダを移植してる。

■ED0-Nano
ED0-Nanoはカードサイズながら、1chipMSXの1.8倍の回路規模のFPGAを内蔵してる。エバリエーションボード(評価実験基板)です。
内蔵RAMはさらに多い。PLLも高性能に。
おまけに、外付けRAMも32MB(バイトですよ)にEEPROMも2kb実装されてます。
その上、USBブラスター相当が内蔵なので、ダウンロードケーブルを買わなくてもその日から実験開始ですよ!。
これだけついて、10,000円。とりあえず千石で買えます。
これなら、マジMSX3も作れちゃいます。

■■やったこと
■仕様読み 1H++
■サンプルコードの動作確認 1H
■クロック仕様の考察 2H
  こないだのマルツのMFPGA-CYCLONにくらべてPLLが優秀になったので、
実装の50MHzからNTSCに必須のfsc系クロックを作り出せちゃいます。
でもちょっと複雑なので、色々問題があったりしましたが、まあ、方針は決まりました。

04-01
■HWの階層を1弾増やす 1H
 pin接続階層をトップ階層にして、トップ階層を1弾深くしました。こうしておくと、将来別回路に移植するときに楽になります。その他、マイコンの構成を替えたりするので、そのバッファーのためにも必要。

04-02
■コンパイル 2H
 構成を変えてコンパイルしたら、SWの方がコンパイルできない。どうやらバージョン違いっぽい。ptf(作ったNiosIICPUの構成ファイル)ファイルが読めない。
というわけで、一応、階層変更までは問題なくHW/SWともにいじれました。

■NiosIIのタイプ変更
 サンプルコードは有償版のfタイプを使用してるんですが、無償版のeタイプに変更しました。有償のfタイプでも、usbケーブル接続中は使える親切設計なんですが、やはりスタンドアロン化したいので。

・比較するとこんな感じ
タイプ 有/無償     速度                 キャッシュ    規模
 e       無償      遅い1ステート4ck      なし          小
 f       有償       速い1ステート1ck      あり          大

■■ ツール
ツールは、quartus II 11.0sp現在 2種類づつあって、結構混乱します。
大体下位互換があるんですが、たま~にダメなことも。いろいろあって、新しい方を使ってます。
 マイコン設計ツール
旧 sopic builder
新 QSYS
 マイコンソフトIDE
旧 Niso II IDE
新 Nios Eclipse


■■残務
■移植HW
・クロックワーク(PLLの設定)/配線
・NiosIICPUに スプライトなどのレジスタ追加
・外pinとの接続

■移植SW
・現在のmain()を乗っ取る形で追加するか、
ごっそり交換するか考え中。


うまく行ったら、今週中に完パケするかな?
NTSCスペシャルから始めると、色々作るの楽にならんかな?